外装に木材を使うときのポイントは?【後編】 – [TEST] 大得工務店(DAITOKU)|浜松市南区の新築注文住宅

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2021.09.08

代表ブログ

外装に木材を使うときのポイントは?【後編】

こんにちは、代表の大塚です。
前回のブログからご紹介している『外装に木材を使うときの3つのポイント』。
前回、①と②のポイントについてお伝えしましたが、今日は最後のポイントである「施工方法」についてお伝えします。

外装に木材を使うときのポイント
POINT③施工方法

木材の外装仕上げの施工方法は、法律等で定められたルールがあるわけではありません。そのため、デザイン性や施工性などを考えて住宅会社独自の方法で施工しています。

外装や内装の仕上げ材として使われる木材は、基本的にはこのように施工がしやすい形状に製材されているのを使います。
(製材とは、伐採した丸太や原木を切削加工して寸法を調整した木材製品のこと)

製材方法も、鎧張り、相じゃくり、本実加工など様々なものがあります。

▲鎧張り

▲相じゃくり

▲本実(ほんざね)加工

中でも、最もよく使用されるのは「本実加工」という形状のもの。これは内装の床材などでもよく使用されているもので、写真のように一枚の板材に加工してある凸部分と凹部分を合わせながら施工します。

壁に施工する場合、この木材を「横木目方向」に施工するか「縦木目方向」に施工するかという点が、耐久性に関わる大切なポイントです。

【横木目施工】

例えば、横木目方向で施工した場合、木材同士の継ぎ手である実(さね)の部分が等間隔で多数重なるため雨が降った際に、縦木目施工よりも水はけが悪くなります。木の水はけが悪いと傷みやすいだけでなく、膨らむことによって木が割れたり反ったりする原因にも繋がります。もし、横木目方向で施工する場合は水の受けがない「鎧張り」などの方が耐久性が高いと言えます。

【縦木目施工】

逆に縦木目方向の施工の場合は、板の接合部分の凹凸に水が残りにくいので横木目方向に比べると比較的木材の傷みが少ないと言えます。

まとめ

今回は外装に木材を使用するポイントを3つご紹介しました。木材を活用することはデザイン性を高めてくれる半面、メンテナンスが大変な側面もあります。外装材に木材を使う場合の私の個人的なオススメは下記の条件です。

(1) 少し初期コストがかかっても耐久性の高い材料を選ぶ。

(2)雨が直接かかる場所には使用しない。屋根の下や屋根の裏の軒天井に限る。

(3)木目方向はなるべく水はけの良い縦木目で施工する。

傷みきってしまった外装材は見た目が悪いだけではなく、雨漏りの原因になることも多いです。建てたばかりはキレイでも2~3年で汚い外装になってしまわないように最低限の配慮をして外装材を選んでくださいね。

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